今日は春分の日でした。
昨夜の暴風が嘘のように、とても暖かい日になりました。
木々の芽は大きく膨らみ、いまにもはじけそうです。
野原にはモンキチョウが飛び、雑木林のまわりではミヤマセセリが日向ぼっこをしていました。
今日の里山民家は、春を楽しみにきた方々でとても賑やかでした。
「わら細工教室」では、一年間、わら細工を学んだ方々に表彰状が渡されました。
みなさん、一年間、本当に頑張りました。
厨房では、村山の郷土食である「ゆでまんじょう」「すいとん」が作られました。
みんなで作り、みんなで食べる。
春の心づくしに、みなさん大満足でした。
遠方からお客さまも見えました。川崎の生田緑地から、里山視察のために来て下さったのです。
暖かな春の日。
特別な事は何もないのですが、人と人がふれあいました。
ひとり一人にささやかなドラマが生まれました。
平凡で、さりげない春の一日でした。