サンフランシスコ3日目の今日は、
初めてボランティア体験に参加する記念すべき日。
まだまだ見るものすべてが新鮮で、
'おのぼりさん'状態の私たちを受け入れてくださったのは
街路樹の植樹を行っているNPOです。
このNPOは、サンフランシスコ市を美しく
健康的な都市にするために、
市民とのパートナーシップによって街路樹を植え、
育てることをミッションとしています。
街路樹という身近な緑を増やす活動をしているということで、
とても楽しみにしていた団体のひとつでもあります。
電車を乗り換え、バスに乗り継ぎ、
向かった場所はサンフランシスコ南のバーナルハイツ地区。
小高い山の住宅地で、遠くに海も見える気持ちの良い場所です。
この日は、現地のボランティアと一緒に街路樹の植樹に挑戦。
日本や中国の学生も加わり、
50名以上のボランティアが集まっていました。
「さぁ、今日はたくさんの木を植えるわよ~!」
と女性コーディネーターが元気に挨拶。
エリアごとに班に分かれてそれぞれ作業を開始します。
意外にも桜や梅も植えられていることに驚かされ、
日本人としては、なんだか嬉しく思いました。
今回自宅の前に植樹を行ったオーナーに
「なんで梅を選んだの?」と聞くと、
「なぜ?それは、スピリットさ!!!」と豪快に笑い飛ばし、
「どうして街路樹を植えようと思ったの?」と聞くと
「木があったほうが、見栄えがいいでしょ!?」
と誇らしげな笑顔。
自分のやってること、自分が感じていることに
みんな自信を持っているんだな~!
と妙に感心してしまいました(笑)
作業が終わると、
今回植樹を行ったオーナーたちが、持ち寄りパーティーを開催。
一緒に作業したメンバーとおしゃべりしながら食事をとる楽しい時間でした。
最後に帰るときは、
「今日は、参加してくれてありがとう!」
「会えて本当に良かったよ!」
とたくさんの感謝の言葉が飛び交いました。
植樹の活動中はもちろんですが、
この最後の持ち寄りパーティーで、
地域住民同士やボランティアとの交流が一気に深まり、
さらにフレンドリーな雰囲気に。
この活動を通して、「地域との豊かなつながりも生まれてくる」
ということを目の当たりにすることができました。
ボランティア終了後、私に残ったのは、
「身体の心地よい疲れとなんだかすがすがしい気持ち。
今日は、充実した一日を過ごした!という充実感。」
これがボランティアって楽しい!また来よう!
という次の原動力になるんだなと改めて実感しました。
どれだけ楽しく面白かったか、
写真を見ればおわかりいただけると思います♪
今日関わったみなさん、
楽しい時間を本当にありがとうございました!
帰り道の途中、住宅地の所々でボランティアが
以前植えた街路樹を見つけました。
今日自分たちが植えた樹もやがて大きく育ち、
サンフランシスコにこうやってみどりが増えていくんだと、
実感がわいてきました。
そうすると、自分も植樹に参加できたことを嬉しく思え、
また植樹のボランティアをしたい!、という気持ちを
改めて感じながら、帰路に着きました。