東京立川市で行われたトウキョウサンショウウオシンポジウムに参加してきました。
今年の講演テーマは「サンショウウオに迫る新たなる脅威:その現状と対策」です。
ラナウィルスなどの感染症の話やアライグマ対策など、新たに脅威となっている問題について
専門家から直接お話を聞くことができました。
今回の参加者数は110名。
年々、参加者が増えているそうで、
トウキョウサンショウウオに対する関心が高まってきていることを感じます。
しかし、見方を変えると、今回の講演テーマにもあるように、
トウキョウサンショウウオの置かれている現状がより深刻になってきている
とも言えそうです。
このようなシンポジウムが、情報交換と交流の場となり、
各地の保全活動が進むことを願わずにはいられません。
私も、首都大学東京の草野先生や西多摩自然フォーラムの方から、
狭山丘陵のサンショウウオ保全について大変参考になるお話を伺うことができました。
保全計画に反映させて、
今年も全力でサンショウウオ保全に取り組んでいきたいと思います。