狭山公園の宅部池には、外来魚のブラックバスが放され、池本来の生態系への影響が心配されています。
先月行われた外来魚情報交換会に出席した際、琵琶湖博物館学芸員の中井克樹さんに外来魚防除についてお話を伺う機会がありました。中井さんからは、今度ぜひ宅部池を見せて頂きたいと嬉しいお言葉をいただき、それが本日実現しました!
中井さんは、環境保全復元学がご専門で、外来魚の防除に関して各地で活躍されています。小雪のちらつく中、一緒に宅部池の周囲を歩き、池の状況を見ていただきました。そして、今後の防除計画について、技術的なことから普及啓発、注意点まで、さまざまな視点から具体的なアドバイスをいただくことができました。
中井さんは外来魚防除の最前線でご活躍されている方ですが、外来魚の防除というのはまだまだ試行錯誤の段階とのことです。宅部池での防除の実績が、同じような環境でのモデルにもなるよう、いただいたアドバイスをもとにしっかり計画を立て実行していきたいと思います。