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たき火でメザシ?

2010年2月11日 /里山民家だより

 里山民家のある武蔵村山市岸では、毎年2月11日に稲荷講が行われています。


何をするかと言えば、

一族が集まり、

焚火をしてメザシを焼いて食べ

その後は、飲み食いをするという祭事です。

この行事に無くてはならないのが下の写真の「のぼり」。

田んぼの会の吉村家には、なんと「のぼり」が十本もあるそうです。

 

100211.jpg 

 

 

因みに、この日、子供たちは、子供同士で集まり、やはり焚火をするそうです。

また、近隣の家々を回り、おこずかいをもらい、集まったお金で食べ物を買い、

それを子供の中の大将が、みんなに分け与えるそうです。


岸の結束力は、子供の頃から養われているのですね。

 

では、稲荷講とはなんぞや?

諸説あるみたいですが、通説となっているのは、「京都市伏見(ふしみ)区にある稲荷神社などに対する信仰から結ばれている講だそうで、稲荷の作神的性格から農耕神としてはもちろんのこと、豊漁を願う漁業の神、商業の神、ひいては鍛冶(かじ)の神として広く全国的に普及している。」(yahoo百科事典)


 つまり、豊作などを願い、家族や地域の人々が集まり、のぼりを立て、焚火をしてメザシなどを食する行事?だと思います。


 いいですよね!

たき火で焼いた「メザシ」

 

 

100211-3.jpgめちゃ美味いそうです。


残しておきたい日本の文化です。

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