今日は、午後から練馬区にある「屋敷森」を見に行ってきました。
屋敷森は、家屋敷のまわりを取り囲んでいる樹林で、武蔵野台地では、ケヤキやカシ、杉などの高木が植えられています。
地方によっては、「屋敷林」というみたいで、森林関係の本を読んでいると、「屋敷林」と表記されていますが、武蔵野台地では、「屋敷森」や「森」と呼ばれています。
子供の頃は、屋敷森を「モリ」と、雑木林を「ヤマ」と呼んでいました。
子供の頃の夏休み、友達同士で、「今日は、モリに行く?ヤマに行く?」という会話が行われていました。
「モリに行く」と言えば、「モリでセミ取り」の意味。「ヤマに行く」と言えば、「ヤマでクワガタ取り」の意味でした。
屋敷森は年々、少なくなっています。
駐車場になったり、マンションになってしまったり。
生活文化が変化し、また、土地価格の高騰などで、維持するのが難しくなっているからと言われています。
そんな中で、練馬区では、熱心に屋敷森の保全に取り組んできました。
今日は、そんな森を見に行きました。
ガイドは、練馬区在住の品田穣さんです。
「屋敷森を今よりももっと地域住民に愛されるようにするには、どうしたら良いのだろう?」
そんな話をしながら、森の中を散策してきました。
さて、さて...。
どうやってこの難しいミッションに取り組めば良いのか?
事務局長の頭の中には、アイディアがわき上がっているようだが??
また、キラーパスが飛んでくるのではないかと、ビクビクしながら話を聞いていました。
今後の取り組みは、随時、報告していきます。