環境省、環境調査研修所(http://www.neti.env.go.jp/index.html)では、国、地方公共団体の環境行政を担当する職員の能力の開発、資質の向上を図ること目的に、人材育成を行っており、NPO birthは、「環境パートーナーシップ研修」を担当させて頂いています。http://www.neti.env.go.jp/train/cont/gyosei.html#02
受講生のみなさんは、基本的に国家公務員や地方公務員です。
環境・公園緑地行政を担う方々が、全国から集まってくれました。
昨日は、午前中に座学を行い、午後は、都立野山北・六道山公園の現場視察でした。
下の写真は、丹レンジャーの里山紙芝居を見ているシーンです。
環境・公園緑地行政を問わず、市民との協働が非常に大きなテーマとなっています。
日本全国で、さまざまな市民協働が行われていますが、まだまだ課題もたくさんあります。
もっとも大きな課題は、行政と市民の間の関係づくりが上手く行かない、という点です。
これは、公平・平等を基本原則とし、均質化を求める行政と、個性的・多様化を求める市民との間にあるギャップを埋められないために生じる課題です。
今回の研修では、このギャップの存在に気付き、そして市民協働の効果や可能性について感じて頂ければと考えました。
現地見学会は、野山北・六道山公園ボランティアのみなさまに案内をお願いしました。
市民の声を直接聞いていただきたかったからです。
市民が主体となって管理している田んぼ、雑木林、畑、ビオトープを見学し、研修生のみなさんは、市民力を実感いただけたかと思います。
研修にご参加いただいたみなさま。
本当にありがとうございます。
みなさまと共に、みどりの市民協働を進め、人と自然が共生できるみどり豊かな暮らしの環境を実現して行きたいと考えています。