「山の神が恐ろしいので、今日は先に帰る...。」
新橋辺りの居酒屋で、時々聞かれる会話です。
最近は、「山の神」は死語になりつつあるかな?
ここで使っている「山の神」というのは、奥様のこと。
※公園ボランティアさんが、「山の神」に頭を下げています。
う~ん、やっぱり奥様に謝っているような気がする。
では、なぜ、奥様が「山の神」なのかと言えば、もともと山に住んでいる神様は、女性と伝承されており、怒らせると怖い存在。
この「女性で怖い存在」=「奥様」というつながりで、上のような会話が交わされるのでした。
前置きが長くなりましたが、1月15日は、都立野山北・六道山公園ボランティアさんによる「山の神」でした。
いったい、何をするのかと言えば、みんなで雑木林の中に入り、山の神様に安全や雑木林の健やかな生長をお願いする行事です。
伐採した木の切り株に、清めのお酒をあげ、「トブサ」と呼ばれる飾りを備えます。
そして、ボランティア活動の安全や雑木林の成長を、やおよろずの神様にお願いします。
「トブサ」は、健やかに育った木に見立てた飾りで、樹木の生長をお願いするものです。
澄み切った早春の空のもと、みんなで山の神様にご挨拶をし、気持ちが洗われました。
今年も一年、安全に楽しく、ボランティア活動を行っていきたいと思います。
※ちなみにこの日の夜、ボランティアさんは、新年会に出かけました。
奥様のご機嫌は???