今日は、NPO birthの大掃除でした。
積み重ねられた書類を整理するための棚を買い、事務所の備品を移動しました。
12年もやっていると、膨大な資料が蓄積されるもので、狭い事務所は本と書類で足を踏む場もありません。
よし!棚を移動しよう、と棚の中の書類を整理していると、
「わっ!」
NPO birth創業当時のニュースレターが出てきました。
創刊号は1998年9月1日号です。
97年の暮れに組織を作ることを決め、98年4月1日に任意団体として発足し、やっとのことでニュースレターを出せたのが9月になってからでした。
下の記事は、98年3月20日に、東京都立「野山北公園」で行われたオープニングイベントに関するものです。
今は、「都立野山北・六道山公園」に名称を変更しましたが、当時は、まだ、野山北公園でした。記事左側でシイタケのほだ木を持っているのが、30歳半ばの蜂須賀さんです。(若い!)
以下、記事の抜粋です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「東京都北西部、狭山丘陵に、都立都市公園としては最大の面積となる野山北公園が建設中です。狭山湖の南側の雑木林を、総面積256,8haの自然公園にする計画です。広大な公園なのですべての工事が完了するには時間がかかるため、東京都は工事の進行にあわせて、部分的に開園してゆくシステムを採っています。
開園予定地には市民参加型の田んぼや、インフォメーションセンターなども計画されており (詳細未定)、加えて多くの自然保護団体、自然愛好者の活動拠点となっている地域のため、都としても市民の意見を大きく取り入れた公園運営を目指す姿勢のようです。」
「やはり、こういう大きいことは沢山の人の力を集めることが必要となります。時には共通のコンセンサスが得にくいこともあるでしょうが、そこをどうにか、知恵をしぼり、お互いを尊敬する思いを持って、この狭山丘陵の自然と、ナチュラリストのスピリッツを次の世代に残していかなくてはいけないと思っています。」
(蜂須賀公之)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
う~ん、感慨深い。
あれから12年。
NPO birthは、「都立野山北・六道山公園」の指定管理者となり、「市民の意見を大きく取り入れた公園運営」を行っていることで、東京都から優良の評価を頂き、また、国土交通大臣賞も頂くことができました。
苔の一念とでもいいましょうか。
信念を貫き通すことって大切ですね。
改めてそう思うと同時に、とても優しい市民のみなさんと、公園づくりをさせて頂けている幸運に、ただただ感謝しています。
※写真は、私たちの大好きなパートナーである公園ボランティアのみなさんです。
あけましておめでとうございます。
折原さん、佐藤さん本当に久しぶりです。
ホームページを拝見し大変驚くと同時に生き生き
活動されている様子を嬉しく楽しく感じました。
いつかお会いできる日を楽しみにしています。
田野 実 | 2010年1月 6日 13:10
田野さん。
久しぶりです。
あれから12年も経ってしまいました。
設立間もないbirthをご支援頂いた御恩、
忘れていません。
田野さんに恥ずかしくない活動をし続けます。
見守っていて下さい。
ありがとうございます。
NPO birth | 2010年1月 6日 19:51