Staff Interview
スタッフインタビュー
コンサルティングスタッフ
Kameyama Akiko
2017年
建設コンサルタント
私は自然と人や、様々な立場の人どうしを「つなぐ」ことが人と自然が共生する上で重要だと考えています。前職のコンサルタント会社でもみどりを扱い、「つなぐ」ことはできていましたが、行政からの単年度の委託業務が中心で、公園緑地には「点」としての関わりに留まり、その後の管理には関われないもどかしさがありました。
NPO birthのミッション「人と自然、人と人、人と社会との関係をつなぐ」が私の価値観と同じだったことと、複数公園の指定管理を行っているため、「点」ではなく「線」や「面」として関われることに魅力を感じました。
公園などでさまざまな人や団体等と連携し、身近なみどりを守り、育て、楽しむ活動の輪が広がり、活動後にみんなが笑顔になった時は、充実感があります。また、行政や企業などの相談を受けて事業提案を行っていますが、長期的に継続する仕事が多いので、ゼロから立ち上げて、長く関わり、過程を見ていられることも多いです。提案したことが実際の仕事に繋がったり、市民の方々が良い形で自立したり、仕事を終えた後にクライアントから「またお願いしたい」と言われたりした時は、とても嬉しいです。
行政、企業からの仕事の相談が増えていて、NPO birth事業の裾野が広がっていることを日々実感しています。環境保全や協働の分野は他の業界に比べて予算がつきづらく、就職先や採用枠が少ない状況です。この分野全体が発展するためにも、私たちの職業(パークコーディネーター、パークレンジャー、エコロジカルマネージャー)の、社会の中での価値や認知が高まるといいなと思っています。
そのためにも、NPO birthの組織づくりに携わり、より発展していけるよう、マネジメントしていきたいです。
ガーデン関係の業務に関わる機会が増えたので、自宅でもガーデニングを始めました。土いじっていると、落ち着いた気分になれます。
また、クマの保全活動を主に四国地方でしています。仕事で培った、生きものや自然と共生するために人にアプローチをする経験が、ここでも活きているように感じています。
みどりのまちづくりをするbirthの仕事は、チームワークあってこそのものだと思います。birthに所属するひとりひとりが、個性や強みを活かし、助け合いながら、人と人・人と自然をつなげていく仕事をしています。新しくbirthに入ってくるみなさんと一緒にチームで仕事をしていくのが楽しみです!お待ちしています!