Staff Interview
スタッフインタビュー
エコロジカルマネージャー
Funaki Masashi
2016年
造園施工管理者
前職で公園の管理や街の緑を作る造園会社にいました。達成感のある仕事でしたが、工事が終了したらそれで完結してしまうので、より継続的にたくさんの方に緑のすばらしさを伝える仕事がしたいと思いました。学生時代に保全生態学を学んでいたので、その経験を活かして、NPO birthのエコロジカルマネージャーとして入社しました。
以前は公園内の野生動植物の調査や保全計画の作成、希少種保全や外来種防除の業務をメインに行っていました。自分で検討した保全計画で、希少種が増えたり絶滅種が復活したりすると、この仕事をやっていて良かったなと実感します。最近は公園にとどまらず、複数の自治体や企業からの相談が増え、新しいフィールドで環境保全をする機会が多々あります。ネイチャーポジティブやネイチャーベースドソリューション(NbS)の考え方が広がり、生物多様性が社会的に進んでいるので、必要とされることがとても嬉しいです。
また、自分が今まで培ってきたもの、持っているものを後輩にうまく伝えていければと思っています。後輩たちは自分にはない発想をたくさん持っていて、個々人の特技を活かしてチームで補い合っている感じがしています。
今まで培ってきたノウハウを活かして、今後、より社会に還元していきたいと思っています。民間からの相談やお仕事が増え、多様な仕事に携われるようになりました。事業を通して出来ることを増やしていければ、東京都だけでなくて、日本全国で応用可能なこともあると思います。今はオンラインや二拠点生活など、地方とも柔軟な関わりを持てる時代なので、地元の島根県にも何か貢献出来たら嬉しいです。
休日は子どもと近くの公園で遊んでいることが多いです。また、上の子が野球を始めたので付き添いにも行きます。自分も学生時代にソフトボールしていたので、一緒に身体を動かすのが楽しく、よいリフレッシュになっています。
自分で考え、行動ができる方、積極的に提案、発言できる方がNPO birthに向いていると思います。もちろん上司や先輩がついて仕事をしますが、計画を進めるうえで自分の頭で整理して、効率的な方法を考えることが求められるので、その段取りが楽しいと思えるといいですね。また、働いていると、自分がやっていることの目的がつい見えづらくなることもあります。仕事の捉え方は立場や経験で変化していくとは思いますが、‟想い”を大切に取り組める仲間にぜひ来てほしいです。