NPO birth

Staff Interview

スタッフインタビュー

パークレンジャー

山田 陽子

Yamada Yoko

入社年

2012年

NPO birthに入社する前の職種

博物館の展示管理やイベント企画・運営、
来館者対応など

NPO birthで働こうと思ったきっかけを教えてください。

幼少期、家の周りに田んぼが多く、自然豊かな場所で育ちました。カエルやタナゴなどの生きものがたくさん見られるような地域でしたが、地域の開発化とともに、目に見えて生きものの数が減っていきました。どうやったら、人と自然がよい関係でいられる社会になれるかを考え、仕事でも環境保全に関われる現場で働きたいと思いました。NPO birthの「私たちが目指すのは、みどり豊かで人と自然が共生できる社会。」というビジョンや「私たちが守るべきは自然ではない。人間と自然のより良い関係である。」というミッションが、自分が目指したい社会や自然との関係性だったため、ここしかないと入社を希望しました。

現在のお仕事のやりがいはなんですか?

現在の業務は、レンジャー・環境教育部の業務がメインです。リニューアルした都立野川公園の自然観察センター長として、日頃のセンター業務だけでなく国分寺外線のネットワークをづくりにも力を入れています。地域全体で取り組む仕事は、大変なこともありますが、つながりが生まれると関わる人たちもまちも輝き、やりがいを感じています。センターを拠点に人と自然、人と人、人と社会とのつながりを産み出し、みどりの仲間を増やしていくことが嬉しく、多様な自然や生きもの・人々に会うことで、教わることも多いです。

NPObirthの職員として目指しているもの、これからやってみたいこと。

引き続き、地域の自然や歴史を守り育むネットワークを築いていきたいです。個々の力は限りがありますが、つながり合うことでできることが無限大に広がります。次世代へ豊かで身近な自然を引き継ぐために尽力したいと思います。

休日の過ごし方や趣味を教えてください。

のんびり家事して、昼寝したりご飯食べたり散歩するのが一番好きです。都内の美術館・博物館巡りもたまにします。最近では、ずっと行きたかった福岡の柳川市に行きました。美しい水路の景観はもちろん、持続可能な水辺の暮らしの知恵や歴史に学び、今も保全活動を続ける方々の姿に感動しました。改めて、自然と結びついた豊かなまちは、暮らす人々でつくるものだと感じました。

NPO birthへの就職を希望する皆さんに。

仕事をするうえで「自然が好き」だけでは難しいですが、その気持ちがベースにあることはとても大切だと思っています。プラス、「人が好き」だと、この仕事は倍面白くなります。NPO birthに入る前の印象は、もっと裏方の仕事が多いのかなと思っていました。入社してから、環境教育として人前で説明したり、たくさんの人に出会い、コミュニティを作ることを経験して、仕事を通して人と関わる面白さに気が付きました。ぜひその経験を一緒に共有できたらと思います。

ある1日のスケジュール

午前の業務

8:30
担当公園に出社、朝礼
8:40
朝礼、自然観察センター・自然観察園のオープン作業
・スタッフで本日の予定を共有(イベントの内容や団体利用など)
・来園者からの意見・要望の共有、対応検討
・展示物を配置・整理、配布物の補充、その他補修など
・開錠、掃除、道具用意
9:30
ボランティアや各関係者との調整や連絡作業
・資料の準備、メール確認
・打ち合わせ、作業内容・スケジュールの確認、管理の方向性など
10:30
事務作業
・外部連携業務の説明資料作成
・工事関係・施設維持管理調整など
12:00
お昼休憩

午後の業務

13:00
公園内の巡回
・安全の確認(折れている木がないか、壊れている柵がないかなど)、
・意見や要望の確認・対応
・生物モニタリング
・その他パトロール
14:30
レンジャープログラムの企画
・企画書の作成、ルート確認・下見
・資料作成や説明材料の確保。
・パネル展示作成
16:00
自然観察センター・公園のクローズ作業、終礼
・展示物の片付け
・ヒアリハット確認
・カギ閉め、作業道具の確認など
17:30
退勤

その他の
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