NPO birth

Staff Interview

スタッフインタビュー

エコロジカルマネージャー

久保田 潤一

Kubota Junichi

入社年

2012年

NPO birthに入社する前の職種

環境NGO職員、環境経営コンサルタント

NPO birthで働こうと思ったきっかけを教えてください。

前々職は環境保護団体、前職は企業向けの環境系コンサルティング会社で働いていました。行政や企業との規模の大きい仕事にやりがいを感じる反面、日本の環境保全を進めるためには市民の意識向上が何より大切だと感じるようになりました。そこで、行政、企業、その他環境団体とも協働しながら、市民とともに環境保全を進めているNPO birthに志望しました。

現在のお仕事のやりがいはなんですか?

大きく3つあります。

1. 公園の指定管理業務では、生物や環境の調査を行って課題を把握したあと、対策の実施やその効果の確認まで自分たちで実施できるところが面白いです。外来種が減少した、絶滅危惧種が増えたといったことを目の当たりにすることができます。
2. テレビ、ラジオ、雑誌など各種メディアの力を借りて、広く生物多様性保全の大切を伝えることです。応援も批判もありますが、社会を変えるために大きな力になっていると感じます。
3. 学術論文や短報、書籍を書くことです。難しいですが、楽しさも感じます。公園業務やテレビロケなどで取れたデータを発表することで、保全のノウハウを広めたり、地域の博物誌に貢献したりできるのが嬉しいです。

世界的な流れの中で、日本社会でも生物多様性に対する考え方が大きく変わり、お手伝いや活躍できる場面が増えてきました。異業種との関わりもできて、自分の世界が広がっている実感があります。生物多様性を考えることはビジネスのチャンスでもあり、電子機器を取り扱う商社やホテル・レストランなど、今までにはなかったクライアントからの相談が多く、まさにネイチャーポジティブを実感しています。

NPObirthの職員として目指しているもの、これからやってみたいこと。

現在、おかげ様で企業、行政、教育機関、その他さまざまな方から仕事のご相談をいただきます。それぞれのご依頼にエコロジカルマネージャーとして丁寧に対応したい反⾯、スケジュールや⼈員の配置から、すべてに対応することが難しいことがあります。今後は管理職として、組織経営の勉強をして、組織や事業を拡⼤・発展させることによって、増え続ける要望に1つでも多くお応えできるようにしていけたらと思っています。
NPO birthが発展していくことで、より、⼦どもが遊べる⾝近な⾃然、⽣きものが住む場所を増やし、守っていければと思います。

休日の過ごし方や趣味を教えてください。

以前から野生生物の写真撮影が趣味ですが、育児が忙しくて封印中でした。今後は、時間を作って再開したいと思っています。また、最近では子どもの保育園で生きもの観察会をしたり、市民団体とつながりができたりして、地域活動に参加しています。

NPO birthへの就職を希望する皆さんに。

単なる⽣きもの好きではなく、社会を変える意思と覚悟を持っている⽅とぜひ⼀緒に働きたいと思っています。⽣きものに向き合うだけでなく、守るための仕組みや計画を作り、それを社会にインストールすることが⼤切です。⾃然に対する知識も必要ですが、それを活かして、⼈と⾃然の共⽣を⽬指したNPO birthのミッションに共感し、仲間になってくれる⽅を歓迎します!

ある1日のスケジュール

午前の業務

8:30
田無本部へ出社
・メールチェック
・情報共有
9:00
各種資料作成
・企業ビオトープの内容の精査、目標の提案書類、管理計画
10:30
テレビ制作会社と番組企画の打合せ
・次回のロケの時期の確認
・番組の企画内容の検討
・必要な機材の確認
12:00
お昼休憩

午後の業務

13:00
移動および企業との打合せ
・ビオトープの作成について
(コンセプト、目標種の確認・精査、管理計画の確認、活用方法の提案、PR)
15:00
移動
16:30
事務所に戻って事務作業など
・内部研修の企画起案、部署内の業務進捗管理・相談回答など
17:30
退勤

その他の
スタッフインタビュー

採用情報トップに戻る
Translate »