パークレンジャーと行く!小平生きもの調査隊開催
8月2日(日)の梅雨明けの気持ち良い晴れ空の下、小平市主催イベント「パークレンジャーと行く!小平生きもの調査隊」を開催しました。
NPO birthのパークレンジャーが隊長、参加者が調査隊員となり、小平の生きものを調査するイベントです。生きもの大好きな親子13組26名が集まりました。
新型コロナウイルス感染症が拡大する中、調査隊のおやくそくとして、感染症対策と熱中症対策をしっかり守ってもらいました。
今回の調査地は、小平市立たけのこ公園!
東大和市から西東京市まで約10.5kmの狭山・境緑道に隣接する公園です。生きものたちの貴重な通り道となっている緑道沿いにあり、草地、樹林、竹林、遊具広場など変化に富んでいます。
調査ではどの環境にどんな生きものがいるか調べ、比較してみるため、草地、樹林、竹林の3つの環境で生きものを探しました。
生きものが大好きな隊員たち、夢中で調査し次々と生きものを発見!
草地ではバッタの仲間、樹林地ではセミやカブトムシ、竹林ではアオドウガネやチョウの仲間など見つかり、林床に植物が多く生えていた竹林で一番多く生きものが確認されました。
調査隊員たちのがんばりのおかげで、今回の見つかった生きものは昆虫49種類、爬虫類2種類、他にも野鳥や植物を合わせて105種類!色々な環境があることでたくさんの生きものがすめる場所になっていることが分かりました。
今回の調査結果は、「小平市のどこにどんな生きものがいるか」という情報収集のために使われ、小平市の環境保全計画に役立てられます。調査隊のがんばりが小平の自然を守ることに繋がりました。
これからも地元小平市の自然に親しみ、ぜひおうちの周りでも、自身で調査をしてみてください。参加してくれたみなさま、ありがとうございました!
(レンジャー 木村成美)
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