玉川上水や野火止用水、都立狭山・境緑道など、連続した水や緑が特徴の小平市の自然。市内のどこにどんな生きものがいるかを調べる、市民参加型調査を2019年に実施しました。

小平らしい自然である、連なった雑木林や用水を象徴する、タヌキ、クワガタムシ、コゲラなど14種類の生物を選定し、市内に在住・在学・在勤の市民のみなさまを対象に広く情報提供をお願いした「小平の生き物調べ～みんなで探そう～」。

※本イベントはすでに終了しています。

ホンドタヌキ

ノコギリクワガタ

コゲラ♂

その結果、100件を超える情報が集まりました。集まった情報を一目で見られるように、取りまとめたのが「こだいら生き物マップ」です。

小平市生き物マップ表面

小平市生き物マップ中面

これを手に取れば、市内のどこに行けば、どんな生きものが見られるのかが一目でわかります。また、意外にもまちなかでも生きものが暮らしていることが分かり、市内を枝のように細かく伸びる用水や街路樹などが、生きものの移動に大きく貢献している様子がよくわかります。

小平市生き物マップは、小平市役所4F、小平市環境政策課さんの窓口で受け取れるほか、小平市のHPからダウンロードが可能です。

https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/080/080869.html

市内の緑地や水路などを散策する際、または生きものたちに会いに行く際に、ぜひお役立てください。

（自然環境マネジメント部　金本敦志）