コミュニティガーデンもオンラインでデザインワーク
“コミュニティガーデン”は、地域の皆さんがアイデアを出しあい、力をあわせてつくるものですが、昨今のコロナ事情から、大人数で集まってデザインを決めることも難しい状況です。
都立狭山公園で開催しているコミュニティガーデン講座は、2020年度は中止となってしまいましたが、今回は過去に講座を卒業し、次年度以降の講座や作業のサポートをしてくれる、“きてみてガーデンサポーター”の3名と一緒に、夏秋花壇のオンラインデザインワークを実施しました。
通常は講座内で集まり、紙でパーツ切りや色塗りをしていきますが、今回は、パワーポイントで花壇のデザインパーツを作成して、講師が共有画面でデータを操作しながら、オンライン参加者と現地参加者が意見を出し合い、デザインを決めていきました。
今年のテーマは、元気や癒しという思いをこめて、「元気!CO-クリエーションガーデン」に決定!“CO-”は、共同、協力などを意味しています。黄色をテーマカラーに、ジニアやマリーゴールドをメインに花壇をデザインしました。
初めてのオンラインデザインワークの開催だったため、パワーポイントでどうやって資料を作るのか悩みましたし、画面操作のタイミングなどを事前に打ち合わせしていても、実際には思うように進まないこともありました。それでも、参加者全員で画面を見ながらオンラインで花壇をデザインする方法を確立できたのは大きな成果でした。今後のコミュニティガーデン講座の内容の幅を広げることができたと思います。
参加者からは、「久しぶりに花壇にふれることができてよかった」、講師からは、「新しい試みに取り組むことができたので、今後も取り入れていきたい」という感想をいただくことができました。
植え付けは5月の中旬を予定しており、6~7月頃が見ごろになります!
ぜひ、夏秋の花壇を楽しみにしていてください!
(パークコーディネーター 内田理子)
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